歯科医は、歯石を取るだけの診療もします。
プラークコントロールという言葉を耳にしたことがあると思います。プラーク=歯垢ですが、このプラークの中に細菌が増殖し、歯肉の炎症を誘発して歯周病が進みます。このプラークが歯の表面に付着して石灰化したものが歯石で、歯石は細菌の巣のようなものです。
歯医者さんは、虫歯が無くても「歯石をとる=歯周病の予防や治療」のために利用する、と考えることも大切ですね。 歯石の除去だけなら2~3回の通院で終了します。毎年1回の歯石除去を受けている人と、まったく何もしていない人とでは、10年後の歯ぐきの状態は著しく違いが出てしまいます。
毎年1回、歯の健康診断兼ねて歯石除去を行いましょう。